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[ 今までに経験しない豪雨、HIV感染被害経験を教訓としない救済医療に携わる一部の医師ら、大変!]

 
 
[ 残暑お見舞い申し上げます なお、今夏は全国各地「いままで経験のない
 
  豪雨」が発生し、被災された方々へこころからお見舞い申し上げます。 ]
 
  
  熱帯夜が連続している中、夕方ころから秋の虫の音が心地よく伝わってくる日が
 
 多くなり始めました。
 
  穏やかな心持ちでいたいと思っていると、最近複数の患者から「主治医が早くに
 
 合併症の病名や治療の告知をしてくれない」「治療が遅れるし、もっといい病院で
 
 治療をしたい機会を失ってしまう」「自分たちのHIV被害は当時の血友病主治医が
 
 早くに感染やリスクを告知してくれなかったため」「『患者さんが不安を持たない
 
 ように』『患者さんが余計な心配しないように』『悲観的なことを考えないように』
 
 と主治医は弁解する」という、被害者が被った感染悲劇を教訓に設立した医療機関の
 
 体たらくに嘆く訴えが相次いだ。
 
  低い水準に落ちていったことを私たちも指摘していたが、流石にびっくり!
 
  俄然闘志が湧いてきた。「どう始末つけよう」と。そろそろ患者も交えた会議が
 
 始まる季節となった。徹底した議論が必要だ。
 
  これから秋の読書シーズン、秋の夜長を楽しもうと思いきや問題山積で……。
 
  今週も遺族の問題で北関東へ、来週は患者・家族の面会で北海道へ飛ぶ予定。

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