六月に入る
衣更えだが、寒いくらいの天気が続いた
週末、ようやく夏日の言葉を聞くようになった。
自然災害に人為的大災害の原発事故で、
超クールビズの服装をと思ったが、
上着が必要だったり なかなか夏衣にいかない。
私事だが、先週からいろいろあった。
いとこの長男の結婚式と披露宴、若い二人なので
祝福する友人たちが、テンションを最大限に盛り上げる
同席して眺めていても幸せ感にどっぷり浸れた。
翌日は台風が接近中の大分へ飛ぶ。飛ぶのかという不安、
行ってもその日に帰る便が飛ぶのかという心配、
でも何としても行かなければならないのは、
東京HIV訴訟原告団総会があるから。
飛行期は無事飛んだ、あとは帰りはどうか。
台風不安のなかを、全国から役員が集まり、
地元の原告も頑張って来ていた。
大臣協議を控え、代表が世代交代し、新たな陣容で
これからの恒久対策をしっかり履行して行くことなどを
確認しあった。
六月早々、政争遊びが勃発、与党も足の引っ張りあい
野党は自分たちが産学官癒着まみれの原発推進をしてきた反省もなく
首相の不信任案の切り札を切った。
マスコミ、被災者、多くの国民が、
いま何やってだという怒りを無視してだ。
永田町は政権争奪の遊びに夢中だ。
不信任案は否決されたが、首相も早期辞任を表明した。
そして辞める時期がまたまた政争に、
不埒な議員の中には、バカな国民と、政争に批判的な国民を
ばか扱いした。
被災者をいまは国あげて救うという時期
国は明らかに愚かな選択をした。
つけは、被災者、一般市民に重圧としてのしかかる。
ふと庭に目を遣ると、純粋で清楚な露草が降りしきる
小雨に濡れて紫色が際だって美しい
心が少し和んできた
さて、週明けに、厚生労働大臣との定期協議がある。
被害者は生きて闘病しているもの、既に命を奪われたもの
半数となってしまった、命を全力で救うという約束なのに
こんなこと絶対許せない
大臣に真を問う。