文字の大きさを変更 大 中 小

≪ 土曜日、夏の旅のあと... ≫ 


土曜日、夏の旅のあと、冷蔵庫の食糧補充などスーパーへ買い出し、スーツケースや旅行用品の片づけ、おっと今月当番のごみネットの片づけもあった。

足が痛くて引きずって歩いていても、家事は例外がない。

8月12日、釈迦誕生2600年、キャンディペラヘラ祭は象のきらびやかな行進だと思っていたが、800年以上も前からの雨乞いの伝統ある祭と知った。

特別席の真ん前で見る機会があったが、その席までたどり着くまで多くの人の力をもらった。両腕を掴んでくれたり、通路を確保してくれたり、最後は抱きかかえられて席についた。

そのおかげで、数々の伝統的な踊りが腹底に響く太鼓などの連打に合わせて象の前後を行進する。「仏歯」を載せた象を挟む行列が最も目立ち、みな立ち上がって拝む。

目が合う象の優しい眼差しは、心をうつ。人は便利優先で、象の居場所さえ少なくなっているという。

人の蔓延りは、止めどがない。植民地化した西欧の跋扈、独立後は大国の影もある民族紛争、今は新興大国が金にあかして文化をも壊し始めている。

旅先でたくさんの釈迦の像に会って来た。一つひとつに会うために歩みを進め拝むことが修行なのだろう。

生き、夢を持ち、目標に向かって行くことが、やはりいいんだろうな。

土曜日、疲れ果てたが、席を確保していたミュージカル「コーラスライン」の千秋楽を見にいった。1930年代のブロードウェーと米国の雰囲気を醸し出せているのか。鍛えられた踊りと声量溢れる

歌。悪いけれど、胸いたと腹の浅い和製ミュージカルが好きでない。

私は、舞台を大きく振動させる(バックロードホーンのスピーカーから空気を震わせて出てくる音のように)演奏が好きだ。

今夜やのミュージカル、楽しかった。休憩がなく一気に歌い踊りあげた公演だったので、お腹がすいた。久しぶりに、本当に何十年ぶりにTBS近くの「ざくろ」で食事した。60過ぎたらこの味で、

量で十分満足できた。

体が充分機能しないでいらつくこともあるが、まだおもしろいことがいっぱいある。

家犬と、外猫の待つわが家へ、スピードを上げてまっしぐら。

<<  ≪献血記念、そして 献血推進のための効果的な広報戦略等の開発研究班参加≫病気を抱えて老いるということ  >>