文字の大きさを変更 大 中 小

休日の都心 秋の装い  人のエネルギーは空っぽ

勤労感謝の日 晩秋の都心まで車で走る

目黒の自然教育園の木々は欅やイチョウが美しい

日比谷公園もすっかり秋の景色

皇居前から東京駅に続くイチョウ並木はまだ黄金色には

少し間がある

昔は、このあたり、働く人たちのデモ行進や労働改善を

求めてのプラカードやのぼりがあがっていたのだが

政権交代して一般大衆の生活環境が良くなると期待したが

国の将来が見えない、国が内外から食い荒らされていく、

福祉や医療はズタズタに幹どころか根っこまで切り裂かれている

自民党よりアメリカの覇権政策にすり寄り、突然のPTT交渉参加表明

日本人の血肉を国民的議論も経ずに、

日本を弱肉強食社会に傾斜させている

政権交代時は助走として大目に見ていたが、恒久的な安定路線を

目指さず、選挙目線の日替わり政策が続く政治は早く終わらせてほしい

年金の給付を65歳より先延ばしなどもっての外だ。

節減、無駄使いと、社会保障の根幹維持とは次元が異なり、

そのための保障が公に共有する政策が提示しきれていない


枝葉末節ばかりに議論が行ってしまうのは、自らの体験被害に関わる

参加した薬害フォーラムでもそうだった気がする


さて、民衆の蜂起、どういう形で日本は実現するのだどうか

人の気迫が薄れ 空っぽの都心に 寂しさを感じたが

休日明けには、わたくしたちの小さいことだが根幹を貫く闘いが始まる

<<  晩秋の週末、三鷹の森を訪ねる[ 新聞記事から目に留まった話題(3) ]  >>