立春が過ぎ、春の準備が自然の中ですすんでいる
毎日、北の丸の堀を通り はばたきに到着する
柳や雑木の梢にふくらむ新芽は
日増しに初々しい色づきがわかる
「今年は寒いですね」 が、挨拶の定番になっている
寒さは、とんでもない大雪を連れてきた
このところ自然の脅威に人間はタジタジだ
世界の景気の不安定さを思うと
拝金主義の跋扈が社会を食いつぶしたように感じる
子役やジャリタレントも 金が大事と発言
ひとの命の重さも、ベニスの商人みたいな時代となっている
病院に入っても ベッドの回転率から部屋を移動されたり
退院を急き立てられる ケアする看護も管理管理で人間味なし
先日、国民階保険制度についての勉強会が
「患者の声を医療政策に反映させるあり方協議会」で開催された
相互扶助の社会保険制度は、助け合い、
成熟した民度の高さが必要と
日本の誇り 国民皆保険制度を守りより良くしていかなければと
経済はもちろん大切だが、ひとの良心をハミ出す
鬼のような経済主義で突っ走る社会は
国家破綻を生む気配が忍び寄る恐ろしさを感じる