あまりに倫理感、人心のない社会
東京医科大学茨城医療センター病院が保険診療の不正請求で
保険医療機関の登録の取り消し処分を受け、患者に多大な迷惑
が発生。患者はどうしてくれると、怒りを行政と医療機関側に
同時に向ける。ここで、処理を間違わないようにしてほしいの
は、不正請求体質の反省と改善策を見極めることを厳正に対処
してほしい。
国挙げての暴力・無法手段、何千年の歴史を誇る国が未だに暴
力革命を肯定、大国でありながら他国に暴力をともなう威圧・
拡張をすすめるのは、多分人心がささくれ立っているのでは。
薬害発生や原発被害等に例をとっても、科学的根拠のみを信じ、
新たな事象についても調査方法・既定の枠を前提とした調査を
要求、当てはまらなければ適正と認めない。つまり新たな発生
事実は、なかなか認知されず対応が遅れ、結局被害拡大・被害
者が一番不利益をこうむらされ、泣く。この構図を、研究者・
為政者は実感しない。薬害の繰り返し、原爆・チェリノブイリ
・スリーマイル島・福島原発という永久的に人・大自然に取り
返しつかない事件と影響、反省無き行軍に驚く。営利・経済優
先が医療福祉・健康の人命優先政策を阻害している。組織のた
めの科学研究であってはいけない。
「種が危ない」という本がある。穀物等の種子が遺伝子操作で
次の世代を生まないようつくられているという。米国を中心と
した巨大種子ビジネスのもと、世界のトウモロコシ、小麦等々
市場が抑えられている。一説だと、種子に自殺の仕組みが仕掛
けられているとも。生物が世代交代していく中で蓄積していく
遺伝子の記憶が切られていう恐さがあるのと、何でも商品化で
生物の顔が一元化していく社会への警告はいっぱいされている。
でも、弱肉強食の流れは止まらないか。