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 『騙しの世の中、日本』

 いつまでも暑く、秋の装いに移る機会がないまま急に秋が深まっ
 
て、間着を着る期間が短そうな感じと思っていたら冬に突入という
 
今となった。
 
 さて、国の超借金時代が作る金金と欲ボケで、高級ホテルでの食材
 
偽装。全く詐欺まがいなのに代表者は誤表記と誰もが信じられない
 
馬鹿げたコメントを出していたら、次々に老舗のホテルやデパート
 
までが偽装を発表。みんな頭下げて謝ればいい、それこそみんなで
 
やってしまえば怖くないと、全く消費者を騙す姿勢に反省はない様
 
子。
 
 黒猫の招き猫は健康を守ると内心敬っていたのだが、黒猫の宅配
 
会社はこれまで以上の金儲けに走っているのか、冷蔵保存の宅配荷
 
物を普通荷物のように扱っている店の実態が報道された。
 
犬を動物病院に連れて行ったのは今年の6月だったか‥私の車の前に
 
黒猫の宅配車が止まり荷台の扉を開けたまま2人の配送員は荷物を抱
 
えてマンションや商店などに消えて行った。扉はあけたまま、奥の
 
冷蔵庫の扉も開けたまま、私の口も呆れてあいたまま。
 
熱い日差しで中の荷物はいいのだろうか、日本以外だったら荷物は
 
2人が戻ったら一つも無くなっているだろうに。全く無頓着で呑気だ。
 
そしてつい先日冷蔵保存で配送してもらう医薬品が、配送店の間違
 
いで常温扱いしてしまったと再配送で遅れるという連絡、強く抗
 
議したが、すみませんという一点張り。そういう経験していると、
 
黒猫のひどい実態が報道された。冷蔵配送料を加算して儲けてい
 
るのに、黒猫は金を持ち逃げしていた。
 
国は国で、社会保障のためにと消費税を増額したのに他の使途に使わ
 
れ、社会保障は薄くなる一方。
 
原発からの汚染流出は絶対ないと、国民の多くは呆れているのをご
 
存じない指導者。先日、薬害根絶フォーラムで発言してきたが、83年
 
から87年、国や企業、そして血友病の専門医もエイズリスクを嘘で塗
 
り固め、嘘は結局破綻した。やはり、薬害といっても直接の診断・処
 
方する医師らの倫理的側面や医師に与えられた特権などが、規制当局
 
や製薬会社に強い影響力を持つのは薬害を経験したものにとって目
 
に見えているものだ。産学官の裏に根ざしている医療の倫理性を紐解
 
かないと安心・安全の医療が提供されないだろう。黒幕の仮面をはが
 
さないと…。
 
 
 国の将来は嘘に塗り固められ、化粧は厚くなる一方。この厚化粧が
 
崩れるリスクが現実となるときは、近いのだろうか。
 
 
 

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