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[ ツバメは巣立った  残された私たちは 福祉を後置きにした経済中心から恐怖社会をつくった戦前の軌跡が想定されます ]

 
        [  ツバメのヒナが巣立った  ]
 
紫陽花が映える梅雨時、遅い報告になりますが
 
事務所の入るビルの駐車場に毎年ツバメが巣をつくり、新たな
 
生命を誕生させている。
 
一生懸命育てるツバメのカップルは、見事ヒナを誕生させた。
 
今月14日には入りきれないほどに成長した5羽
 
もうそろそろ巣立ちかなと思っていたら
 
1日置いた16日 巣は空っぽだった。
 
無事に羽ばたいていったものと確信をしています。
 
 
それから2、3日すると
 
空いた巣を利用しようと、新たなカップルが
 
飛来し、品定めをして行った。
 
 
ツバメが滑空している環境を大切にしたい。
 
ヒナを育てている間、子供や親子連れ、通勤途中の人たちが
 
ちょっと立ち寄り見上げていた。
 
人の心の温かさを感じる光景でした。
 
 
でも、最近はトンボの飛ぶ姿を見なくなりました。
 
トンボを見たのは、ツバメの親がヒナに餌として
 
何処か捕まえ、ヒナが必死に食べていたところでした。
 
ビル、マンションがやたらに増え、生き物の生活環境が
 
閉じ込められがちです。
 
都市計画や経済本位の考え方の歪さが際立つてきています。
 
景気回復を題目に、経済中心で進む今の政治、
 
戦前の日本、第二次大戦前の世界の動きを歴史から汲み取れます。

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