薬害エイズ裁判和解15周年記念集会、3月26日、予定通り開催します
- 2011.3.21
- 花摘|薬害HIV感染被害者の今
3月26日、薬害エイズ裁判和解15年周年記念集会、開催します
薬害エイズ裁判、1996年3月29日に東京地裁、大阪地裁で被告の国、製薬5社(当時名 ミドリ十字、カッター、トラべノール、化血研、日本臓器)の賠償責任を認める和解が成立。
7年という闘い、この間にエイズ発症などで多くの仲間を失った。「生きる訴訟」、和解は第二段階へのステップ。
正義を問うと、日本中から応援してくれたたくさんの人たち。
和解記念集会は、和解後の被害者の生きざまを社会に発信する機会であり、被害の現状を伝えるときであり、応援してくれた日本中の方たちに感謝の気持ちを伝えるときであり
改めて当事者が和解の重みをかみしめるときでもあります。
また、国や製薬5社に、犠牲となった被害者、遺族の悲しみ、
生き続ける患者の闘病をとおして命の重さを改めて心して深く受け止め、
恒久的救済と薬害再発防止を誓ってもらうときです。
今回は15年目となり、たくさんの方々に参加していただき
たかった日でもありましたが、
東日本大震災や原発の取り返しのつかない大事故、日本中が経験したことのない大災害の渦中にあるため、集まれる人だけで行います。
もし、可能であれば、ぜひご参加をお願いします。
犠牲になった人への献花、
またこの度は、和解に応援していただいた人も被災された方もいるかもしれません。この災害に犠牲となった人へも心をこめて献花をささげたいと考えています。
「薬害エイズ和解15年周年記念集会」
-被害者への恒久対策は本当に進んでいるのでしょうか-
プログラム
・黙祷・献花
・第7回はばたきメモリアルコンサート録画から「朗読」
・来賓挨拶
・講演 長崎大学大学院教授・被害患者の長期療養研空班
山下俊一 先生
・主催者挨拶
日時:2011年3月26日(土曜日) 午後2時から4時まで
場所:東京ステーションコンファレンス 5階 503BCD
千代田区丸の内1の7の12 サピアタワー
03-6888-8070
主催者 東京HIV訴訟原告団・弁護団
大阪HIV訴訟原告団・弁護団
問合せ先 社会福祉法人はばたき福祉事業団 03-5228-1200
特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権
06-6364-7677