3月11日、東北・関東大震災という日本の歴史上類を見ない大地震と巨大な津波が
発生いたしました。
被災地域にお住まいのみなさまに、はばたき福祉事業団を代表いたしまして、
あらためてお見舞い申し上げます。
さて、当事業団がご案内できます、被災された地域のHIV//AIDS治療関連情報や
血友病治療情報など下記に掲載いたしました。
ご参考にしていただければ幸いです。
1.抗HIV薬は病院や薬局によっては在庫や流通の関係で平常の処方量が出来ない
場合があります。例えば東北のブロック拠点病院;仙台医療センターは2週間処方
定期通院の間隔が狭まりますが、主治医と相談したりしながら、困難期間を
しのいで下さい。
万一主治医のところで対応が出来ない場合は、
東北ブロック拠点病院の「仙台医療センター エイズ専門外来」
022-293-0668
国のエイズナショナルセンター「エイズ治療・研究開発センター(ACC)ケア
支援室」
03-5273-5430
へ、ご連絡下さい。
2.薬が入手困難な時は、薬の量を減らして続けるのではなく(薬剤耐性が出来る
可能性のリスクがある)、止めて休薬する方法もある。詳しくはACCホームページ
の情報を参照して下さい。
http://www.acc.go.jp/client/client_news.htm
3.血友病の凝固因子製剤について
緊急時の安定供給が、公明党などから政府へ要請されています。
日本赤十字社では、血友病患者の救済として国の支援でつくられています
クロスエイトMを緊急的に被災地に直接届けることが出来ます。
万一、不足の場合は主治医を通して、東北・関東の血液センターや日本赤十字社
血液事業部に連絡して下さい。緊急対応をしていただけます。