昨日、セルフマネジメントの会合があった。
いろんな病気が長期療養が可能になり、病気と上手くつきあうためのツールとして必要性が高まっている。最近、がんや難病などの疾病対策の中でも「セルフマネジメント」という言葉を目にする機会が増えた。
就労支援をやっていて、一歩踏み出せない患者さんを見ると、「働こう」という意欲を喚起するためにもセルフマネジメントが大切だと実感する。
でも・・・昨日の会合のために、ウェブ解析をしていて驚いたことがある。「セルフマネジメント」というキーワードで検索する人がとても少ないのだ(関係ないがリスクマネジメントは多い・・)。
どうしてだろう・・・
インターネットでは病名で検索するのが一般的だから、病気のサイトにセルフマネジメントという言葉があまり掲載されていないからなのであろうか・・・。
関わっているセルフマネジメントプログラムは①治療のマネジメント②社会生活のマネジメント③感情のマネジメントの3 点の課題に対処する方法を学べるものとなっている。
また、医療機関で行われている医療者主導の患者教育や、患者会などのセルフヘルプグループとも競合するものではなく、互いに補い合い、相乗効果をもたらすプログラムである。
患者主導で行われるところがみそである。
患者が変われば医療は変わる・・・