安全哲学の無い日本
米国スリーマイル島の原発事故後の、米国の原発の安全対策
見直しが図られ、冷却電源喪失が起こらない対策を
法で規定しているという。
日本は米国のようなずさんな電力供給は起きないという前提で
電源確保について特段規定していない、
日本の原発の安全対策(安全指針)に
過信が脈々と流れていたことを言及した報道を見た(テレビ朝日
フロントライン)。
日本は経済産業省内に安全管理する原子力安全委員会、原子力安全・保安院がある。
米国は、独立機関となっていて
安全のみを監視・規定し、
電力の必要性などと行政上の判断に左右されないという。
以前に安全指針作成のワーキンググループとして関与した
元東芝の社員が、日本には安全の哲学がないと。
欧州では、人に危害が起きないことをもとに設計されるという旨の
話していた。
専門家の独走は、人の脈打つ命を踏みつけて、無機的な方向に
まっしぐらに
福島の牛、人、生きているもの、
心配ありません 安全性に問題はない、飛行期に乗っている方がずっと浴びている、医療で浴びている方が強い
と、何もかも一緒こたに安全と言い張った
テレビをつけると必ず
その論調が主張された
しかし、日々嘘の仮面が剥がされて行き、結局つけは庶民に
背負わされた
私たち血友病のHIV感染被害が起きた時の軌跡と同じ繰り返し
市井の心配、不安が取り上げられない日本につけるクスリは無いのか