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早咲き桜が開花 ようやく、感じる「春」が到来 でも、被害者救済医療はコートで身を守っている状況

ようやく春だと感じるこの頃

北の丸付近の陽当たりのよいところでは、早咲きの桜が開花している。
でも今年の冬は寒かった。
いつもなら、スリーシーズンコート姿で通勤する人の姿に見慣れていたが、
寒さが厳しかった今年は、ウールのコート姿がほとんどだった。
やはりウール地は暖かい。

協新聞の切り抜きをしていたら、伊豆の河津桜が川沿いを埋めている
写真を見ても春だなと改めて感じた。

先日、原告団と厚生労働省でHIV医療体制や被害者救済医療(原状回復医療)
を前進・発展させるための医療協議を行った。
年月が経るにつれ、厚労省側の担当者や現場の責任を持つ医療関係者の中
には、被害者救済や和解の精神などがすっかり抜けている人が少なくなく、
毎年くどいように説明しなければならないという点で、行政の継続性、
国の責任は本当に軽んじている人たちで運営されている心もとなさに
北風を感じ続けている。自分たちで厚着して体を守らないと…、
まったく春の到来が遅い医療体制だと怒り心頭の毎日だ。
信頼のない社会こそ、たやすく崩れる社会構造となるのにと、行政の担当
幹部には抗議した。

最近気が付くのは、昔思想的に過激な活動家の動きがあった。ある意味
理想的な社会構築を目指してとよくとらえるとそう感じたが、
でも、テロは受け入れられないとやはり社会から過激な活動に凝った人は
遊離していった。しかし、イスラム社会での過激な行動に駆られる人もあり、
シーシェパードのように動物愛護が度を過ぎてテロ的な集団と化している
人たちもいる。やはり暴力的行為が許される組織は、社会での信頼は得て
いかない。動物愛護といえば、動物愛護法の見直しが民主党の動物愛護議連
で議員立法化が始められているそうだ。
その中で、わたくしなど患者の立場からすると看過できない重要な事項が
あった。
実験動物に対する規制である。既に、動物愛護法で規制が出来ているが、
さらに厳しく監視していくことが愛護団体から求められているようだ。
愛護団体としては将来、実験動物の取り扱いは全面禁止に持って行く方向
のようだ。
但し、ペットのような愛玩動物と、畜産の動物、医薬等の科学の進歩の
欠かせない実験動物とは、別次元で考えそれぞれの規制の中で関係者の
信頼と責任を尊重する体系が必要と考える。
そうでないと、身近な問題で病気の予防や治療などの進展と安全性確保が
大きく損なわれる可能性は大きい。
実際に難病を抱えての患者として危惧すること大である。
このような大切な事ことが知らされないで法律が成立すること自体が問題
でもある。

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