[ 桜から、新緑へ 時間は早い 急がなければという仕事や日常に追い立てられ ]
桜咲くときはまだ寒暖の差や、時折春の嵐に見舞われる。桜の時期が過ぎてくるころ
には、新緑へ衣変わりしていった。今や東京は若葉が美しい季節で、ハナミズキや花モ
モ早咲きのつつじ、今日などはツバメが巣作りに現れ、まだ湿気のある黒い土が混ざった
巣が急速に形作られてきた。
新しい年度、そして新任の人たちの挨拶、その繰り返しを重ねる中で幾多の思い出も
年輪となっていくのが正直恐い。
それが人生とも言えるが、先がまだまだ遠い。自分の壁がある日突然降りてくるときも
考えなくては。